やり逃げや詐欺などの事件やトラブルの話を度々耳にしまがこういう話を聞くと本当に胸を痛めます。
騙されてその被害を警察に相談したいと考えるパパ活女子の方もいるかと思いますが、残念ながらそれらの被害の多くは警察は相手にしてくれません。
実際にあった話ですと、100万円分のiphoneをクレカで購入させられてそれを盗まれても警察からは門前払いされましたし、タワマンの一室で違法営業されている会員制バーでレイプされても数名の被害者が声を上げてやっと警察が動いた感じです。
このようにパパ活でトラブルの被害に遭っても警察に相談できるケースというのは非常に限られています。
今回はパパ活のトラブルを警察で相談すべきかどうかをケースごとに解説と実際に詐欺パパ被害を警察に相談して解決したのでそちらの話をしていきたいと思います。
この記事で紹介したトラブル以外にもパパ活では様々なトラブルが起こります。
パパ活のトラブルを事前に知っておけば回避できますし万が一巻き込まれても対処することもできます。
こちらの記事ではおそらく日本一詳しくパパ活のトラブルをまとめたので安全にパパ活をしたい方はぜひ目を通してみてください。
パパ活のトラブルで警察が逮捕で動くのはレアケース
パパ活では様々なトラブルが発生しますがその中でも多いのがやり逃げの被害です。
お手当をはらう約束をしていたのにやることだけやってそのまま逃げる悪質な行為なのですが、この手のトラブルは減ることがありません。
パパ活はラクにお金が稼げるという華やかな部分だけを見て始めるパパ活女子が多く、そういう女性を狙う男性に騙される感じですね。
こうやって騙されてやり逃げやお金を騙し取られた場合に警察に相談できるのかと言いますと残念ながら多くの場合は泣き寝入りになってしまいます。
なぜそうなるのかを詳しく解説します。
やり逃げ男を警察が逮捕できない理由
まず、やり逃げ男を警察が逮捕できない理由ですが、パパ活が違法な売春行為だからです。
違法行為のためのお金のやり取りの契約は無効であるというのが法律の考え方です、
風俗店で決まった料金を払わないならそれは立派な犯罪行為なので捕まえることができますが、パパ活はそうではないという認識を持ちましょう。
警察に相談なんてしたら、あなたも売春しているの?と疑われてしまいます。
お手当じゃなくて偽札を渡されたなんて報告も多いのですが、偽札ではなくAmazonとかで売っている「100万円札のメモ帳」みたいなものですとこれも逮捕はできません。
もしも、本物のお金をカラーコピーしたものでしたらそれは通貨偽造で犯人を逮捕することができるのでその場合は偽札を持って警察に行きましょう。
レイプ被害を受けたと言って逮捕してもらうことも難しい
お手当もらえなくてやり逃げされた腹いせでレイプ被害として警察に行こうとする人もたまにいます。
しかし、これに関しても警察に相談してもなかなか動いてくれません。
そもそもマッチングアプリという男女の出会いの目的の場で出会ってるので「同意の上だったのでしょ?」というのが警察の認識です。
自分の足でホテルや男性の自宅に行ってるなら尚更です。
記憶がなくなるぐらい酔わされたり、あざが残るほどの暴力を受けたなどの場合でない限りは立件することは難しいと思います。
そういった場合でも、被害を受けたその足で警察に行きレイプされた証拠を残さなければいけませんので万が一そんな被害に遭われてしまった場合は後日ではなく必ずその場で警察を呼びましょう。
現金を取られた
財布からお金を盗まれたという被害に関しては、明確にお金が無くなった理由がなければ逮捕は難しいです。
財布からお金を取られるのではなく、詐欺で現金を騙し取られるパターンですがこれに関してもすぐに逮捕は難しいのとお金が返ってくる保証はありません。
実際にあった話ですが、顔合わせでiphoneの転売ビジネスを持ちかけられて100万円分のiphoneを騙し取られたので警察に相談した場合は「被害者ではなくiphone転売に加担している人間」と見なされて被害届すら出せませんでした。
やり逃げパパ活男性を捕まえて50万円取り返した話
このようにやり逃げやお金を騙し取ったりしたパパ活男性を警察が捕まえることはレアなケースです。
どうしても捕まえたい場合は自分で捕まえるほうが早い場合もあります。
実際私もやり逃げ男性を捕まえて50万円取り返したことがあるのでその時のお話をしていきたいと思います。
やり逃げ男性の情報
普段からやり逃げしたりするような男性の情報を交換しているのですが、とある女子がこれから会おうとしている男性についてあっていいかどうか友人に質問をしました。
すると別の女性が「その男にやり逃げされた」という情報が。
騙されたという女性に詳しく話を聞いてみると・・・
男性の情報関東在住
40代前半
投資コンサル会社経営
その男性は投資で生計を立てている経営者でお手当は5万円を考えているということだったので会いました。
しかし、大人の関係をしたにもかかわらずお手当は現金を持ち合わせてないからあとで払うと言ってきたそうです。
女性もそれはダメだと言ったものの名刺を渡して身分を明かすから待って欲しいと言ったので渋々引き下がりました。
ですが、案の定それ以降男性とは連絡が取れなくなり名詞の名前や住所を調べても何も情報が出てきません。
騙すことに慣れている男性ほど信用させるためにウソの肩書きとかウソのお金を見せてきますので、男性から与えられた情報を鵜呑みにするのではなくそこから自分でさらに調べるという慎重さを持ちましょう。
詐欺師パパは情報商材系の本物の詐欺師だった
彼女は詐欺師パパに騙されたと思い忘れていたのですが、その詐欺師パパについて質問をしている女性がいて慌てて「そいつは詐欺師パパだ!」と教えてくれた感じです。
詐欺師パパについても質問した女性にも話を聞いてみると、彼女にはメインのラインを教えているようでライン名が本名だったので色々と調べることができました。
まず、最初に騙した子に渡した名刺に書いている名前と別の名前でした。
そして、本名で検索するとSNSなども見つかったのですが投稿を見ると高級ホテルや高級時計の写真と一緒に意識の高い投稿がありました。
さらに詳しく調べてみた結果・・・
投資系の情報商材屋
現在進行形で集団訴訟中
過去には行政処分を受けた経歴あり
情報商材ビジネスでお金を騙し取るリアル詐欺師だということが判明しました。
真っ当なビジネスではない上に集団訴訟を受けている最中でお金もなさそうな男性です。
とりあえず、本名と会社名と既婚者であり奥さんのSNSまで見つけることができたのでやり逃げ男ををとっ捕まえることに。
やり逃げ男をとっ捕まえる
騙された女性がお手当を取り返したいということだったので、今やりとり中の女性が男性とやりとりをして会う日程を決めて呼び出すことにしました。
待ち合わせ当日、逃げれないようにわざと5分遅れると言って先にカフェに座らせて、証拠のために動画を撮りながら詐欺師パパの元へ。
詐欺師を逃さないポイントお店の中で待ち合わせ
動画を撮影して逃げれなくする
女性から動画を見せてもらったのですが、詐欺師パパは女性を見て一瞬ぽかんとしたもののすぐにやり逃げして騙した女性だと気づいた様子でした。
逃げられないと悟り50万円支払う
男は目が泳ぎながらも「ひ、久しぶり」と言ったものの女性に「なんで騙したんだ?」と詰め寄られ、「仕事が忙しかった〜」とか「ラインがバグって連絡できなくなった〜」とか苦しい言い訳ばかり。
女性も今更言い訳は聞きたくもなかったので払わなかったお手当をさっさと返せと言ったのですが、こんな騙して呼び出すような人に払うお金はないと言い出す始末。
女性には「何があっても絶対に怒らずに淡々と対応するように」とアドバイスしていたので、怒りを抑えつつ調べ上げた男性の情報を出していきました。
奥さんの連絡先まで知られていることに恐怖を感じたようで、示談金50万円払うからこれ以上関わらないでほしいと言うことになりその場でATMから下させて50万円回収出来ました。
ただ捕まえるだけではしらばっくれてお金を返さないことが多いので、お金を返さないと失うものがあると思わせる交渉材料を用意しておくことが重要です。
トラブルにならないために意識してほしい3つのこと
パパ活女子のトラブルの相談を受けて思うことは女性も警戒心がなさすぎるということです。
もちろん疑いすぎると本当にパパ活ができる男性を逃してしまうことにもなるので、トラブル回避のために意識してほしい3つのことを教えるのでそれを意識してみてください。
相手を信じすぎない
安全にパパ活をするためとはいえ、いきなり重たいことを言いましたが、これはパパを疑ってかかれというわけではなく、パパが出して来た情報をそのまま信じずに自分でも調べるということを徹底してほしいということです。
パパが「年収5000万の社長です」と言ってもそれをそのまま信じてはダメだということです。
そういう時はトークの中でどういう会社の社長なのか聞き出してあとでエゴサーチをかけたり、男性の服装や付けている時計、乗っている車、持っているクレジットカードの種類など他の要素も踏まえて本物のお金持ちかどうかを見極めてください。
パパ活女子さんが実際に体験した話ですが、ペイターズで自称年収2000万の30代前半投資家の方と会ったのですが、大学生でごった返した安いコーヒーショップでお茶をして、そのまま食事はチェーン店の安居酒屋に連れていかれ、延々とつまらない自慢話を聞かされ「本当にこの人はお金持ちなのだろうか?」と不安になっていました。
その後、居酒屋を出てフラフラとラブホ街に向かおうとしたので、相手を怒らせても仕方ないと思いつつお手当はいただけるのですか?と聞いたところ・・・
「今月投資がうまくいかなくてあんまりお金ないんだよね〜。あと、お金のやりとりしてそういうことするの嫌だからお手当は渡さないけどいいでしょ?」
などととんでもないことを抜かすのです。
もうパパは無理だと思い腹も立ったので問いただしたら、年収2000万は嘘で脱サラしてFXトレーダーになったものの収入はかなり不安定でパパ活なんて絶対無理な男性でした。
この件に関しては、30代前半なんて普通に考えたらモテないわけないのにどうせパパになるなら若いイケメンがいいと思いアプローチをかけた時点で失敗だったのです。
その女性はこの失敗で安全にパパ活をするなら最低でもアラフォーぐらいの年代じゃないとダメだということ学びました。
最初はお手当は都度で
安全にパパ活をする上で絶対に守って欲しいのが、「最初はお手当を都度でもらう」ということです。
パパ活をしていると、会う前から「月額30万で愛人契約しませんか?」と持ちかけてくる男性がいます。
毎月30万もらえるなら絶対やるでしょ?と思うかもしれませんが、落ち着いて考えてみてください。
会ったこともない人間にそんな提案することがそもそもおかしいということを。
もちろん愛人契約をしているパパ活女子はたくさんいますし、30万どころか50万とかで契約してる人もいます。
しかしこの子たちもいきなりそんな愛人契約したのではなく徐々に信頼関係を深めてから契約しているのです。
では、なぜこの男性が会う前からそんな契約を持ちかけて来たのかというと・・・
騙して大人の関係をするためです。
この手口は、パパ活初心者を狙った手口でして、高額な愛人契約を餌にアポを取って会うものの、「月末払いするからとりあえずホテル行くぞ」と言い大人の関係をするもののその後一切連絡が取れなくなるというものです。
この手口で騙されるパパ活女子は非常に多く安全にパパ活をする上では絶対に知っておかないといけない情報です。
もしも、こういった愛人契約をいきなり持ちかけられた場合、詐欺パパを撃退する魔法の言葉があるので教えておきます。
「非常にありがたい申し出なのですが、お互いの信頼関係もできていないので最初は都度でお願いします。」
と言うのです。
男性の個人情報は必ず集めておく
私はパパ活女子の方からトラブルの相談も受けているのですが、相談してきたものの相手のパパ活男性がどこの誰かわからないと言うケースが非常に多いです。
仮に警察に相談できるケースでも相手の情報が一切ないと犯人を追うこともできないので、万が一トラブルになった時ん使える個人情報をまとめましたので覚えておきましょう。
車のナンバー
パパの中にはデートは必ず車で来る男性も結構いるのでもしもの時のために隙を見てナンバーの写真を一枚撮っておくと後々役立つ事があります。
車のナンバーですが一昔前は役所に行ってゴニョゴニョすると本人じゃなくても車の持ち主の家がわかったのですが、今はそれはできなくなったので即効性のある個人情報ではなくなりました。
しかし、警察沙汰になった際のトラブルでは非常に役立つ個人情報で警察に頼めば一発で持ち主の住所特定してしかるべき対応してもらえるので、警察にお願いするレベルでのトラブルの際には提出しましょう。
電話番号
電話番号は車のナンバーのように警察沙汰になった際は、警察なら携帯会社に番号の持ち主を問い合わせる事ができるのでトラブルで腹が立つからといって消したりしないようにしましょう。
また電話番号があれば電話で第三者に仲裁に入ってもらう事でパパと話し合いをすることも可能なパターンもあります。
ライン通話で電話番号なんていらないと思うかもしれませんが、初回デートの日に理由つけて電話番号で待ち合わせして番号を手に入れておくと安心できます。
メールアドレス
ドコモやソフトバンクみたいな携帯会社から付与されたメールアドレスは電話番号と同様に警察に提出することによって本人の特定をする事ができます。
ラインIDやヤフメールみたいなフリーのメアドしか情報がないというパターンがありますがこれらの情報は警察に持っていっても捜査の材料としては役立ちません。(トークの内容とかは参考にはなりますが)
ブロックは絶対にしない
余談ではありますが、ストーカー被害などでメールをブロックする場合がありますがこれはおすすめしません。
相手の行動が全くわからなくなるので、返信はしなくていいので受信するようにしましょう。
メールの内容や送信回数で異常性があればそれを理由に警察が動いてくれることになります。
名刺
名刺はもらうことは少ないかもしれませんが、もしもらう事ができたら会社名や電話番号などなど個人情報を手に入れる事ができるので大切に保管しておきましょう。
また、名刺はもらえないにしても会社名をぽろっとこぼしたりすることもあるのでそんな時はしっかりとメモしておきましょう。
あとで会社名を調べて、そこの代表にその男性の名前があるのか?「会社名+詐欺」をネットやツイッターなどで調べて怪しい話が出てこないか?などを調べると信頼できる男性かわかります。
本名
本名は警察などに頼れない場合に必須な個人情報で本名があれば、芋づる式に会社やFacebookなどの情報の宝庫にたどり着ける場合があります。
本名を知る方法としては、レストランなどの予約の際に店員さんに名乗ったりするのを聞いておいたり、ライン名が本名じゃない場合に名前どんな感じなの?と聞いて聞き出したりすることなどができます。
本名さえわかれば「本名 代表取締役」「本名 社長」「本名 会社の業種」「本名 生まれ年(西暦と年号)」などで検索することで個人情報が手に入ります。
Facebookのアカウントを見る事ができたら交友関係がわかる場合もあるのでさらに役立つ情報が手に入ると思います。
自宅の住所
自宅の住所を話す機会なんてまずないと思いますが、おうちデートをしたがるパパもたまにいるのでその際はしっかりと住所を記録しておきましょう。
ただ、初回で家デートをしてくる男性はそれだけでもかなり危険度がアップするのでそもそも行くことはやめておいたほうがいいと思います。
顔合わせできちんと自己紹介できる男性は安心できる
パパ活していると、上記のような個人情報を聞いてもないのに教えてくれる方がいます。
本来パパ活において社会的にリスクが高いのは圧倒的に男性です。
それにもかかわらず個人情報を教えてくれる男性は、後ろめたい事がなくちゃんとしたおつきあいを望まれている誠実な男性の可能性が高いので大切にしましょう。
まとめ:自分の身はできるだけ自分で守る
このようにパパ活を安全にする上で知っておかないといけないことは多く存在します。
パパ活は上質な男性と出会えるメリットがある一方、中には上質な男性のふりをして騙す人間がいるということを忘れないでください。
パパ活を長く続けるコツは、危険を感じたらすぐに身を引くということです。
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